40代わきが治療前後の記録

保険診療での手術を決意するまでの経過、また、手術後の経過などを記そうと思います

抜糸後の傷の状態

シャワー浴後に撮影

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↑左

 

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↑右

 

こんなに腕に内出血してるとは、知らなかった。右がひどいのは、やはり、右手は利き手だからだろうか?と思ったが、手術当日の夜、右を下に寝ていたのかもしれない。

この時、気づかなかったが、左側は、腕ではなくて、体幹の方に内出血が流れていたから。

 

傷口は、医師の言う通りきれいにふさがっていた。じゅくじゅくしてるところもない。

むしろ、糸で縫い付けられていたところが、赤くなっている。


抜糸後のガーゼ保護
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しかし、こんな簡単なガーゼ保護の仕方でよいの?と驚いた。

右腕がこわいくらいに内出血してる。

夏でなくて、よかったなと思った。

※ この内出血は、なくなるまでに2週間かかった

 

脇に、ゲンタシンを指で直に塗り、ガーゼをあてたが、次の日朝起きたら、ガーゼはヨレヨレになって、脇の傷を覆ってはいなかった。

思っていたよりも傷の治りは早いようなので、ガーゼで保護できなくても気にしなかった。
 

手術翌々日(抜糸ガーゼ除去)

昨夜も念のため寝る前に鎮痛剤を服用。

 

昨夜は、軽く横向きにもなれたので、楽だった。

横向きになった時に、体の前にクッションを置くと、少しいい感じだった。

脇がしまらないので、クッションがあると、腕をクッションに置くことができるので。

何回か目が覚めたが、目が覚める度にどちらかの腕を上に上げていた。

昨日は右だけだったが、今日は左も


昨日は、周りの糸が突っ張って痛い感覚だったが、今朝は傷があって痛む感覚がしたものの、布団から起き上がる時の動作は昨日より楽だと感じた。

また、腕の内側の皮膚の感覚が相当鈍いことに気づいた。


昨日は布団をしきっぱなしにしていたが、今日はたたんでみた、できないことはないがやはりひびいた。

それ以外にも、製氷器から氷が取り出せなかったり、洗濯物を運ぶのを二回に分けて軽くしたり、コンセントをさす動作も何気に脇にひびいた。

9時前に、鎮痛剤を服用し、10時過ぎに洗髪をした。少しさっぱりした。鎮痛剤様々だ。

 

抜糸は、夕方だった。

少し気温も下がるので、肩と袖あたりがゆったりめのウールのコートを着ていった。

カバンは、肩がけできないので、手に持った。

手術の帰りは重みを与えてはいけないと思ったし斜めがけしたが、今日は手に持っても重みは感じなかった。

自分が肩をいからせて、歩いてような違和感があるので、手を常に胸の前においていた。

それも、ちょっと違和感があったかもしれない。あともう少しの我慢我慢。

 

念のため、抜糸の前に鎮痛剤を服用した、

(抜糸は全く痛くなかったので服用しなくてもよかった。)

 

気持ちがはやっていたのもあり、30分前くらいに到着したものの、すぐに処置室に呼ばれた。

 

ナースにキャミソールになるように言われるが、普通に半袖シャツ着てきてしまったので、バスタオルをお借りする。

 

座った状態で、ナースにテープを剥がしてもらい、そのあと、仰向けになると、すぐに医師がきて、左→右の抜糸となった。

 

右は少しだけ痛い時があったが、苦痛なく抜糸は終わった。

この時、傷は何ヶ所だったのか聞いたら、三ヶ所だと言われた。

 

医師は黙々と抜糸していたが、私が、もう少し早く手術しておけばよかったなどと話をしたらば、「70歳の方もされますよ。介護される時に臭ったら嫌だからと言って」という話をされた。

 

今さらこの歳になって…などという思いが少しあったりしたが、年齢など関係ない。やりたい時がやり時なんだと、改めて思った。

 

また、一週間は自転車に乗れないのか?確認すると、傷口はくっついているので、もう構わないと言われる。

 

傷口、もうくっついてるんだ?と驚いた。

言われて、初めて知った。

こちらは、尋ねないと分からない。

痛み止めは必要か?聞かれたので、まだあることを伝えたら、軟膏だけ出しておきますと言われ、すっといなくなった。

医師は、とてもやることが早い、必要なことは言わない。多くは語らない、そんな感じ。

 

今日からシャワー浴OK

明日から、入浴OK

1日1回、ゲンタシン軟膏を塗り、ガーゼ保護すること

異常なければ、このあと診察に来なくてもよい

いきなり腕を動かしたり、無理に重いものを持たないこと

 

医師に大丈夫と言われたが、ナースに、けっこう家事をしすぎたのに傷口大丈夫なんですね?と話しかけみたら、大丈夫ですと言われる。

 

私にとっては初体験だが、医師やナースにしてみれば、いつもの処置で問題ない患者なのだろう

それならそれで、よいか

最後に処置用の滅菌ガーゼとテープをもらい、処置室を出る。

 

受付で会計をした時、レーザー脱毛は、傷が落ちついたら、電話予約すればよいのですか?と聞くと、そうですと言われる。

 

薬局で、軟膏を処方してもらい、帰路につく。

 

脇の下の大きな異物感がなくなり、すっきりした。

傷口を見せない限り、これで、もう普通の生活に戻れる。峠は越えたと安堵した。

 

 

 

 

 

 

 

 

手術翌日

手術を受けてきた日の夜は、痛みで目が覚めることなどはなかったが、仰向け、もしくはほんの少しの横向きにしかなれない、すなわち寝返りが思うままにとれなかったので、何度も目が覚めた。すぐにまた眠れはしたのだが・・・

 

目が覚めると、右腕が顔の方にあがっていた時が何回かあって、その度に慌てて、腕を下に下ろした。

 

朝、体を起こしたら、痛い、確かに痛かった。

歩く時、人とすれ違って肩がぶつかる怖さを感じた。

ぶつかったら、相当痛そうだと想像できたから

 

いつも通り、弁当作りと家族の朝食を用意した。できないことはない。家事を終えてから、朝8時にロキソニンを服用した。

痛み止めを飲めば、色々な動作が楽になった。

早く飲んでおけばよかったと思った。

 

家事は、ゆっくり焦らずにやればできる。

家族には、伝えなくても、手伝ってもらわなくても、自分でできると確信した。

 

一応、仕事は休みにしていたので、外に出かけないので、家事以外、ほぼパソコンに向かっていた。

(術後翌日は、体の状態がどうなるか?わからないので、家で休んだ方が無難かと思います。)

 

家でゆっくりできるならば、辛くはないかなと

肩コリが出ないか心配したけど、大丈夫だった。

 

しかし、腕や肩は使わなくとも、手先だけの動きでも、何気に脇に力が入ってしまう。

 

パジャマを脱ぐとき脱ぎづらさを感じた。

(前開きは着やすいが、フリース素材だったからか、脱ぎにくかったのかもしれない。

ゆったりしたかぶりものでも、十分だったかもと思った)

着るよりも脱ぐ方がやりづらいかも

ベランダのドアがあけづらい
製氷器から氷を取り出せない 

 

痛み止めは、だいたい6時間くらいすると、なんとなくきれてきたなと感じるけど、疼いたりはしなかった。


脇の下の感覚は、ソフトボールが固くなって、野球ボール挟んでるような感覚

痛み止めが切れてくると、脇の下の異物感は大きく感じるし、すごく邪魔に思え、痛み止めが効いてる間は、それほど苦には感じなかったかな

 

夕刻より、糸がひっぱられるようなチクチクした痛みがではじめた。

 

朝8時に服用してから、2度目の鎮痛剤を19時頃服用し、だいたい20分くらいしたら効いてくるので、効いてきた頃を見計らい、下半身シャワーをし、顔を洗い、パジャマに着替えた。

 

一連の動作に、チリチリとして痛みを感じたが、全然我慢できる。

ただ、痛み止めを服用する前だったら、痛くてスムーズに動けなかっただろうと思う。


早く明日の抜糸を済ませたい
抜糸をすれば、脇の大きな異物感と糸が突っ張って痛む感じはなくなるだろうと期待した


と、同時に、抜糸したら傷口開かないかな、ガーゼ処置を自分でするのが不安だな、しかも家族に見つからずにやらなければならないなどという思いも巡っていた。

 

明日は、抜糸に行く前に洗髪することも目論んでいた。

 

ちなみに、左腕よりも、右腕の方がよく動く。

右の方が、安静を保たずにいたからだろうか?

 

手術当日、自宅にて

手術当日、帰宅してから

 

麻酔が効いているのか、まったく痛みなし。

ソフトボールを挟んでいる感覚のみ。

 

帰宅後、干していた洗濯物を取り込む

ハンガーごとまとめて抱え込んで取り込む

2リットル近くの湯を沸かし、麦茶のポットに注ぐ

5合のお米を研ぐ

(夕飯は、病院へ行く前にカレーを作った)

息子が固く締めた水筒を分解して洗う

寒いので、ヒートテックに着替える

その他、もろもろ普段やっていることが普通にできてしまう。


家事はやっていいはずと思いながらも、あまり動かさないほうがよいのかもと思ったり、結局はやってしまう。

 

ただ、靴をクローゼットの一番上に置くのは、肩より上に腕をあげることになるので、よくないと思い、やめる。でもきっとやれる、うっかりやってしまいそうになる。ゆっくりならできるから。

 

痛みがないので、なんでもできそうなのだが、どんな些細な動作でも脇に力が入ってしまうので、どこまでいいのだろうか?どこまで安静にしたらいいのだろうか?と分からなくなった。

 

控えた動作としては、

肩より上に腕を上げる動作」これだけは気を付けた。

 

戸棚の上の物は、あらかじめおろしておくとよいかもしれない

もしくは、足台があれば問題なし

 

手術が終わって、3時間経過したころ、腕に近い脇のあたりがチクチクする感覚がしてきた。(腕を動かすことで、縫い付けた糸が突っ張るための痛みかな)

そのうち、全体的にじんじんした重くだるさを感じるようになり、腕を動かしづらくなる。

 

例えば、

玄関ドアを開ける

炊飯ジャーのご飯を混ぜる

こたつから立ち上がる

布団を敷く

・・・

 

など、何気ない動作が脇や腕に響くようになる。

痛くてできないわけでなく、やりづらくなる程度。

でも、確実に麻酔や鎮痛剤が切れてきたのが分かる。

 

寝る前、顔を洗うときは、手をゴシゴシしづらかったので、顔のほうを上下に動かす

寝る前には、痛みが増強して目が覚めないように、痛み止めを服用して就寝した。

術後は、腕は動かせない、不自由になり大変、それにすごく痛いと思っていたけれど、

 

それほど、痛くないし、動かせるし、大変ではないと思った。

 

現実は、覚悟していたよりも、楽だったかな。

 

 

手術当日

11月終わり、私は寒がりなので、袖まわりのゆったりなウールコートを着ていこうと思っていましたが、手術当日は、とても気温が高いとの予報でしたので、少し厚めの前開きのシャツにポンチョを着ていくことにしました。

術後、ポンチョはとても楽でした

また、カバンも斜め方がけができるようなものにし、荷物も最小限にしておきました。

 

予約時間の少し前に、病院へ到着。一般患者に交じり、順番を待ちます。

すぐに、入室を促され、医師の前に座ります。

医師は、あまり多くは話しませんが、暖かな雰囲気で迎えてくれます。

とても、安心します

 

印をつけるのと、麻酔テープを貼るため、その場で、すぐに服を脱ぐように言われます。

ガヤガヤする診察室で、いそいそと服を脱ぎ、人前で脇を披露します。

ちょっと恥ずかしいですが、背に腹はかえられません。

そして、これから薬局へ行き、薬の処方を受け、昼食を食べた後に処方される薬を飲んでから、1時間半後の〇時に来るように言われます。

また、いそいそと服を着て診察室を出ました。

 

受付で、診療費を支払い、薬局へ行きます。

ワキガの手術を受ける患者って、ばれてるのかなぁと思いつつも、気にせずに処方を待ちます。軟膏の処方箋にワキと書かれてるし…

薬剤師が来て、「粉瘤ですか?」と聞かれたので、思わず、「はい」と答える私。

前回粉瘤で処方を受けているので、そう思われたのか、何なのか?分からないけれど…

処方された薬は、抗生物質と胃薬と化膿止め軟膏(ゲンタシン)

 

薬局を出て、さぁどうしよう

昼食と言っても、あんまりおなかすいていないし、この辺分からないし、事前にどこかゆっくりできるところがあるのか?調べてみたけれど、この辺、全然なくて…

めぼしいお店に行ってみるも、ゆっくりできる雰囲気なくて、素通り。

ファミレスもない!

どうしたものか?と思い、一帯、ぶらついてみました。

駅近くに、マクドナルドあったなぁと思い、そこしかないかと思い目指している時、コンビニのイートインを見つけました。

イートインも人がいっぱいで、少し待って着席。

一応、サンドイッチを食べました。

がっつり食べれるなら、定食屋さんは近くにあります

 

手術まで、1時間半も外出は長いなぁと思っていましたが、薬局行ったり、ぶらついたため、時間はすぐでした。

言われた薬を飲み、トイレを済ませ、5分前に病院へ行きました。

 

お昼休みを利用して、手術をなさっているようで、病院は真っ暗でしたが、すぐにスタッフの方が私の訪問に気づいてくれて、中に入れてもらえました。

そのまま、すぐに手術室へ通され、更衣室で、着替えます。

上半身裸、胸にバスタオルを巻き、術衣を着ます。

 

ベッドに、寝るように言われます。

すぐに医師がきて、左の術衣の肩の部分をバリバリ剥がして、脇が見えるようにバンザイの姿勢を取ります。左から行いました。

 

麻酔テープを剥がして、小さめの麻酔針でチクチクされる感覚、これは痛くありません。そのあと、大きめの針でブスブス刺される感覚、これは少し時々痛かったです。

実際は、小さな針でずっと麻酔をしていたのでしょうけれど…

最初、目を閉じていましたが、目を閉じると全意識が麻酔のチクチクに行ってしまい過剰反応してしまうので、途中から、目を開けて天井を見続けていました。

チクチクブスブスされるたびに、痛いわけではありませんが、一度痛かったら、また痛いかもと身構えてしまいます。

これは、効果がありますよ。意識をまわりに向けるのです。天井白いなぁ、先生の鼻息聞こえるなぁとか

そうこうすると、少しの痛みも感じなくなります。そうすると、医師が「これは痛いですか?」と確認されました。

「痛くありません。触られている感覚だけです。」と答えました。


すると、そのあとから、実際見たわけではありませんが、ハサミでジョキジョキ切ってるような音、感覚がしてきます。吸引の音もします。出血を吸い取ってる吸引かなと思ったのですが、どうなのでしょうか?

しばらくして、超音波らしき吸引がなされたと思います。ほんの少し冷たいものを感じました。そして、また、ハサミでジョキジョキ…そして、超音波の吸引か?
この間、全く痛みはありません。

粉瘤が2個あったので、それをとってる感じ、ひっぱってる感覚がありました。


痛みはないけれど、腕を上げているバンザイの姿勢がきつかったです。

早く終われ~!という気持ちと、時間がかかってもしっかり取り切ってほしいという気持ちが交錯します。

 

医師は、終始無言です。ナースも途中でいなくなります。

ようやく、ガーゼを縫い付けているような動きをしているなと思ったら、ナースがきて、右脇の麻酔テープを剥がしました。両方バンザイの姿勢。


左は、ガーゼを皮膚に縫いつけて、ガーゼごとぎゅーとしめつける感覚がすごかったです。もちろん痛くはありません。

医師による左の処置が終わり、医師は何も言わずに退室しました。


ナースが左側の「血を拭きますね」と拭いてくれました。

「痛かったですか?」とようやく話しかけられます。

「痛くなかったです。」「よかったですね。」とやりとり。

ようやく、あたたかなコミュニケーション。

ほっとします。やはり緊張するので話しかけてほしいですね

ようやく左腕をバンザイの姿勢からの解放に、安堵を覚えます。

斜め横に腕を伸ばせるように、ベッドの横に台を出してくれたようです。

 

次は、右側の開始です。

左側は、何分くらいかかったのか?時計をしていたのに、確認するのを忘れてしまいました。

私は、右側しか臭いを感じないので、右をより熱心に丁寧に時間をかけてやってほしいと思ってしまいます。

 

右側のは、左と比べて可動域が狭いので、その旨を医師に伝えます。

左のようにぺたんとバンザイの姿勢が取れなかったのですが、医師にはそれで大丈夫と言われました。

ちょっと前、五十肩みたいに動かすのがとてもつらい時期がありました、まだほんの少しそれを引きづっていたので、術中、この姿勢が辛くなりやしないか?ちょっと心配でした。

そんなことを考えているうちに、麻酔はいつの間にか終わり、はさみでジョキジョキの感覚がはじまりました。

左側の間は、終始私も黙っていましたが、右側の時、私は医師に話しかけました。

 

左は、臭いはなくて気になったことはなかったこと。

私の脇のアポクリン腺の左右差はあるのか?

また、私のワキガの程度はどの程度なのか?

 

医師からは、左右差はない、左右だいたい同じ量だという返答でした。

また、私のワキガのレベルは、中等度で、重症ではないとのこと。。。

 

中等度と聞いて、私は、自分では左は臭っていないと思っているけれど、もしかして、人には臭っていたのだろうか?としみじみ考えていました。

更年期のせいか、汗を多量にかくようになり、仕事中、ポリエステルの服を着ている時に、強烈な臭いがしてきたことを再度話します。
医師から「ポリエステルの服は、誰でも臭くなりますよ」と、初診の時に言われたことを再び言われました。

う~む

私としては、納得いかないのです。。。

くささの種類が違うのではないかと思ってしまいます。

その思いは、医師には出せませんでしたが・・・

実際、私が服を脱いだ時など、臭ったのか?聞きたかったですが、聞けませんでした。


また、「腋毛は少なくなったけれど、レーザーでとったほうがよいのか?」尋ねました。

やはり相乗効果があるそうで、やるならば、傷が治って落ち着いてからとのこと。

 

時間とともに、右側は左側よりも、体勢がきつくなってきました。

バンザイの姿勢がきつく、もぞもぞしてしまいました。

「膝を立てて良いですか?」と聞くと、OK。「そのほうが楽ですね」と言われました。

膝を立てたり、左手を曲げたり、何とかしのごうと必死でした。

 

左側は、脇を平らにできたけれど、右側はできなかったためか(脇がくぼんだ状態)医師も右側は立ち上がったりして、覗き込んだりしながら、やっていました。

右はやりづらかったのでしょうか?

時々、体幹側にうっすらちくっとした感覚がありました。


終わりかけに、ナースがきて、

「抜糸は明後日になること、〇時と〇時どちらがいいですか?」

と聞いてこられたので、早い方の時間にお願いしました。

「それまで、入浴できないこと、体を拭く程度にしてください」と言われました。


処置中、体の辛さを感じている時に、このような大事な話を頭にとどめておくのは患者にとってやさしくはないように思えます。

予約カードなどもないので、忘れてしまう人もいるのでは?とも思います。

また、先に処置した左肩が少し寒く感じました。

何も上にかかっていなかったから、タオルなどかけて欲しかったかも・・・

(言えばやってくれると思いますが)

 

終わったらドクターはすぐに退室されました。

時計を見たら、だいたい1時間。

吸引したものを見せてもらいたかったのですが、見せてもらうのを忘れてしまいました・・・

除去したアポクリン腺を一目見ておきたかったですね。


ベッドから起き上がると、脇にソフトボール挟んでる感覚。

脇がしまらず、アメフト選手ばりの違和感が・・・

あぁこれか・・・と納得。

 

更衣室へ

手伝ってもらわないとブラとかつけられないのか?とも心配していましたが、全然、大丈夫でした。

「手伝いましょうか?」とも言われなかったですし…

キャミソールも着れました。

なんなら、普通にかぶりのセーター、タートルのセーターでも着れたと思います。

ダンガリーの前開きシャツを着てきましたが、肩が痛かったせいで、むしろそちらの方が袖を通しづらかったです。

 

待合室にでると、午後の診察がはじまるようで一人患者さんがいたように思います。

ナースに玄関まで誘導され(まるで追い出されるかのように)「なるべく安静にしてくださいね」と言われ、クリニックを後にしました。

 

そのまま、家路につきます。

カバンは軽くしてきたつもりでしたが、右手で持っていたら、脇が閉まらないので重く感じたため、斜めがけに持つことにしました。

脇の下にソフトボールを挟み、肩をいからせて歩いているような感じがしていましたが、ポンチョなので見た目はあまり気にしないで済んだかもしれません。

 

電車では、幸い、全て座れたので、よかったです。
つり革とか持たないほうがいいだろうし、座れたのは余計なストレスを軽減できたと思います。

乗車の間中、今日の日の出来事などをスマホにメモメモ

痛みは、麻酔が効いていたのでしょう、まったく感じず

普段、自転車で帰る最寄駅からの自宅までの道を、歩いて帰宅しました。

無事に終わった安堵感をかみしめながら。。。

 

 心底、ホっとしました。

 

 

手術について、術後の注意事項、その他について

~ 手術や術後についての注意事項 ~(まとめ)  by K皮膚科形成外科

 

剪除法と超音波破壊吸引法を組み合わせた術式である

臭いの原因であるアポクリン腺と多汗の原因であるエクリン腺の一部を除去する

臭いの消失率は、80~90%

脇に1cmほどの切開を3~8か所(4か所ほど)入れること

私は、片脇3か所づつでした

麻酔は、細い針なので痛みは軽度である

手術時間は、約1時間

すべての時間1時間半ほどでした

止血のために、ガーゼを皮膚に縫い付けて圧迫すること

このガーゼは、2~4日後に来院して除去すること

私は、手術した翌々日にガーゼを取ってもらいました

ガーゼを除去したら、入浴できること

本来は入院して行う手術なので、術後1週間はなるべく局部は動かさないこと

動かし過ぎると、しこりを残したり、血種や皮膚潰瘍になることもある

※日常動作や事務的な仕事は可能だが、一週間は重いものを持ったり、腕を急に上げた

 りしないこと

腕はなるべく下におろしておくこと(就寝時)

腕や胸に内出血やあざができるが、ほとんど自然に消失する

色素沈着を残すことがあるが、徐々に薄れていく

傷跡は、目立たず、拘縮は起こさないこと

傷跡が落ち着いたら、レーザー脱毛をすると相乗効果で臭いはさらに軽減されること

料金について

術後の脇毛の状態は、個人により違うこと

未成年の場合は、再発することがあること

一週間は自動車・自転車・バイクの運転は控えること(当日は絶対ダメ)

私は、ガーゼをとった翌日に自転車に乗れました

飲酒は、出血しやすくなるので、術前日より一週間は控えること

鎮痛剤は、6時間あけること

もし、テープで皮膚トラブルがあった場合は、処方した難航(ゲンタシン)をつけ、

ガーゼや絆創膏を貼ること     など

 

~ 当日のことについて ~

 

腋毛は、自分で剃ってくる。

キャミソールを着てくること。

前開きの腕まわりのゆったりした着やすい服装で。

(術後、脇に厚めのガーゼを当てて(縫い付けて)固定するので)

麻酔の注射の痛みをやわらげるために麻酔テープを脇に貼ってもらう。

そのテープを貼って、1~2時間後に手術開始。

(麻酔テープは、外来の診察室で、服を脱いで椅子に座って貼ってもらうので、

 キャミソールを着ておく方がいい)

手術中、音楽プレーヤーなどの持参も可能。耳栓も借りれる。

手術は、上半身裸になり、バスタオルを胸に巻いて、術衣を着て行う。

術後に服用する薬は、麻酔テープを貼った後に薬局へ行く(術後に行かないでよい)

手術代も、この時に支払うので、手術が終わったら、すぐに帰れる

  

 

 

 

手術を決めるまでのまとめ

※現在、術後約2週間、過去を振り返って記しています。

 

私が、選んだ治療法は、保険適応の治療法。保険がきくので、自由診療と比べたら断然安いです。

保険適応になる治療法は、剪除法とか直視下摘除法とか皮弁法などと呼ばれる方法

それ以外の治療法だと自由診療になり、何十万もかかってしまいます。

それぞれに、メリットデメリットがありますが・・・

 

私は、保険適応というだけで、治療するためにクリニックへも行きやすく感じました。

まるで、風邪や頭痛で受診するのと同じような感覚・・・

なので、よくリサーチもせずに最初のクリニックの無料カウンセリングを申し込んだのだと思います。

しかし、そこで、医師に対して、信頼を持つことができずに、そこでの治療に待ったをかけることになります。

 

そのあとから、クリニック選びに色々な情報をリサーチするようになります。

「安心感」を得られるクリニックを探しました。

病院の評判とか術後の対応などどこがよいのか?見極めようとしました。

けれど、ネットの情報だけでは、難しかったです。

 

また、色々な情報を得すぎたら得すぎたで、不安になって、身動きが取れない感覚にも陥りました。

(情報は必要なのか?必要ではないのか?)

 

右往左往したときに、自由診療もありじゃないか?という思いにもなりましたが、やはり費用が高すぎるということで、選択しませんでした。

 

結局、私が選んだのは、都内のK皮膚科形成外科の「剪除法+超音波破壊吸引法」という治療法です。

専門的なことは、素人にはやはり分かりませんでしたので、治療内容というよりも、HPを見ての全体の印象や自分の直感から選んだと思います。

皮膚科形成外科ということで、幅広く対応されているところや、院長自らが施術されており、経験豊富そうであるというところなどは、安心材料にもなったと思います。

 

メールや受付の電話での対応にも、安心感を得ることができました。

そのあとは、実際に行ってみて、ここでお願いしようと思えたからです。

最初の無料カウンセリングを受けたクリニックで、「ここでいいのか?」というような不安はなかったです。

 

ちなみに、私は、家族に内緒で治療を受けました。

何かあったら困るからとか、家事ができないならば、家族に言っておくべきか?悩みましたが、結局言いませんでした。

私の場合、言わなくても、全然問題なかったです。

ただ、どうしたの?と、くれた場合は、粉瘤の手術をしたとでも言おうと思っていましたが、気づかれもしなかったようです。

うちの家族が鈍いのかもしれません。笑

 

手術前にやっておいたらよかったなと思ったことがあります。

 

術後、腕が肩より上にあげられなく(あげづらく)なるので、キッチンなど戸棚の上のものを取りやすい位置へ移動させることです。もしくは、上のものを取りやすくするために足台などがあればいいかなと思います。

 

次は、手術当日のことを記そうと思います。