手術について、術後の注意事項、その他について
~ 手術や術後についての注意事項 ~(まとめ) by K皮膚科形成外科
剪除法と超音波破壊吸引法を組み合わせた術式である
臭いの原因であるアポクリン腺と多汗の原因であるエクリン腺の一部を除去する
臭いの消失率は、80~90%
脇に1cmほどの切開を3~8か所(4か所ほど)入れること
私は、片脇3か所づつでした
麻酔は、細い針なので痛みは軽度である
手術時間は、約1時間
すべての時間1時間半ほどでした
止血のために、ガーゼを皮膚に縫い付けて圧迫すること
このガーゼは、2~4日後に来院して除去すること
私は、手術した翌々日にガーゼを取ってもらいました
ガーゼを除去したら、入浴できること
本来は入院して行う手術なので、術後1週間はなるべく局部は動かさないこと
動かし過ぎると、しこりを残したり、血種や皮膚潰瘍になることもある
※日常動作や事務的な仕事は可能だが、一週間は重いものを持ったり、腕を急に上げた
りしないこと
腕はなるべく下におろしておくこと(就寝時)
腕や胸に内出血やあざができるが、ほとんど自然に消失する
色素沈着を残すことがあるが、徐々に薄れていく
傷跡は、目立たず、拘縮は起こさないこと
傷跡が落ち着いたら、レーザー脱毛をすると相乗効果で臭いはさらに軽減されること
料金について
術後の脇毛の状態は、個人により違うこと
未成年の場合は、再発することがあること
一週間は自動車・自転車・バイクの運転は控えること(当日は絶対ダメ)
私は、ガーゼをとった翌日に自転車に乗れました
飲酒は、出血しやすくなるので、術前日より一週間は控えること
鎮痛剤は、6時間あけること
もし、テープで皮膚トラブルがあった場合は、処方した難航(ゲンタシン)をつけ、
ガーゼや絆創膏を貼ること など
~ 当日のことについて ~
腋毛は、自分で剃ってくる。
キャミソールを着てくること。
前開きの腕まわりのゆったりした着やすい服装で。
(術後、脇に厚めのガーゼを当てて(縫い付けて)固定するので)
麻酔の注射の痛みをやわらげるために麻酔テープを脇に貼ってもらう。
そのテープを貼って、1~2時間後に手術開始。
(麻酔テープは、外来の診察室で、服を脱いで椅子に座って貼ってもらうので、
キャミソールを着ておく方がいい)
手術中、音楽プレーヤーなどの持参も可能。耳栓も借りれる。
手術は、上半身裸になり、バスタオルを胸に巻いて、術衣を着て行う。
術後に服用する薬は、麻酔テープを貼った後に薬局へ行く(術後に行かないでよい)
手術代も、この時に支払うので、手術が終わったら、すぐに帰れる